木村拓哉“ラーメン動画”はなぜ人を惹きつけるのか? 河合郁人の徹底模倣で明らかになった「一口の魔力」
元A.B.C-Zでタレントの河合郁人が8月19日に自身のYouTubeチャンネル「かわいたちチャンネル~Purple Rain~」を更新。木村拓哉の大ファンとして知られる河合が、木村が自身のYouTubeチャンネル「木村拓哉」で訪れたラーメンチェーン店「一蘭」を“聖地巡礼”とばかりに訪れた。
オーダー用紙の記入から、ラーメンが届く前にペットボトルのドリンクの飲む仕草まで「こすりTIME」とテロップ表示して、木村の真似をしまくる河合。丼を大きく傾けてスープを飲み干すトップ画像までコピーする懲りようで、木村への愛があふれる内容となった。そんな河合の動画を見て、ネットライターはこう指摘する。
「木村さんが『はじめてシリーズ』として一蘭で実食動画を公開したのは2月8日。視聴回数は354万を突破し、チャンネル内で12位の人気コンテンツとなりました。これは木村さんのYouTubeの中では、DOMOTO(元KinKi Kids)の堂本剛さんが登場した回(360万)や、三代目J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBEの今市隆二さんをゲストに招いた回(339万)に匹敵する数字。なぜラーメンを食べるだけの動画がゲスト回と同等の視聴回数を稼ぐのか? 『キムタクの食べ方がキレイ』という声もありましたが、どうやらそれだけではなさそう…」
理由を探る中で、河合の動画から一つの“発見”があったという。
「河合さんは、キムタクの食べ方を真似してキクラゲと麺をチャーシューで包んで頬張ろうとしたのですが、『木村さん、これでいったけど、めちゃめちゃ口大きいな…』と驚いていました。さらに、レンゲに麺と半熟卵をのせ『(木村さんは)これを一口でいってた』と挑戦し、むりくり頬張っていました。これでわかったのは、キムタクの豪快な食べっぷりが視聴者を惹きつけていたということ。一口の大きさは、まるでフードファイターのようなのです」(前出・ネットライター)
木村の「はじめてシリーズ」では8月16日付で「家系ラーメン」を訪れ、早くも視聴回数が353万に達している。文字通り、人気のゲスト回を“食う”勢いなのだ。
(所ひで/YouTubeライター)
