秋になっても紫外線対策を!知っておくべき「日焼け止め」の“UV耐水性”とは?
記録的な猛暑となった2025年の夏ですが、まだしばらくは暑さが続きそうです。とはいえ、やがては落ち着いてくることでしょう。もう少しの辛抱ですね。
そんな夏の終わり、つい油断して紫外線対策を忘れてしまいがちですが、実は肌へのダメージは秋になっても続くようなんです。そのため、「日焼け止め」の選定基準を今一度見直してみるのが肝心です。例えば、日焼け止めといえばSPFやPAで選ぶのが一般的ですが、もう1つ重要なポイントに「UV耐水性」があるんです。詳しくみていきましょう。
■日焼け止めのUV耐水性とは?
2025年7月8日に開催されたDHCの新製品発表会にトークゲストとして登壇した日本化粧品検定協会代表理事の小西さやかさんによれば、「UV耐水性は、水に接したり浸かったりするときの肌の外部から付着する水分に対する紫外線カット効果の維持(強さ)を表す指標」なんだとか。厳しい審査が行われ、一定の基準を満たした製品には2段階の「★」マークが表示されます。これが多いほど耐水性が高いことを示しているそうですよ。
■生活シーンに合わせたSPF・PA・UV耐水性の選び方
日焼け止めを選ぶときは、SPF・PA・UV耐水性の3つの指標を元に、さまざまな生活シーンによって使い分けることがポイントです。例えば、「水に濡れない通勤や散歩、買い物などの日常シーンではUV耐水性はなし」「紫外線の影響が長時間に及ぶ場合はSPF50+ PA++++のもの」といった具合です。
また、「水が濡れるガーデニングや洗車、ちょっとした浅瀬での水遊びの場合は、UV耐水性★のもの」かつ「SPF50+ PA+++か++++のもの」がよいでしょう。「水に浸かる屋外プールや海水浴、マリンスポーツの際には、SPF50+ PA++++でUV耐水性★★のもの」がよいようです。
■UV耐水性のある日焼け止め3選
●DHC「パーフェクトUVミルク」……SPF50+・PA++++ UV耐水性★★
UV耐水性★★のまさにパーフェクトな日焼け止め。最強レベルといえます。とくに注目なのが“3つのプルーフ”です。汗や水に強い「スーパーウォータープルーフ」、ベタつかない「サンドプルーフ」、バッグや衣類などの摩擦でも落ちにくい「こすれプルーフ」の3つにより、汗や水に負けないのはもちろん、こすれにも強いのが特徴です。夏はもちろん、1年中でも肌の強い味方になってくれそう!
●無印良品「日焼け止めミルク」……SPF50+・PA++++ UV耐水性★★
そのネーミングから受ける印象とは違い、パワフルな日焼け止めです。ノンケミカルで肌への刺激が少なく石鹸で洗い流せるので、肌が弱いことを自覚している人にオススメ。容量は30gと少なめなので、いざというときのレジャー用に使うのがいいですね。
●ロート製薬「スキンアクア ヒアルロンセラムUV……SPF50+・PA++++ UV耐水性★★
こちらも最強レベルの日焼け止めで、注目なのは“塗るヒアルロン酸”が配合されていること。肌を守り、潤いのあるツヤもち肌が続くとか。また、紫外線などの光によるUVカット機能の低下が起こりにくい成分も配合されており、機能性も高いのが特徴なんだそう。
いかがでしたか? シーンに合った日焼け止めを賢く選び、ぜひワンランク上のスキンケアを目指してくださいね。
