デート前に「楽しみ」だけで止められない女たちの失敗LINE
40代は恋愛経験も人生経験もそれなりに積んできた年代。それなのに、デート前のLINEでポロリと「必死感」がにじみ出てしまうケースもあるようです。
若い頃なら「可愛いな〜」で済んだ気配りも、40代では“重い”や“余裕がない”と受け取られるリスクが急上昇。では、どんなLINEが「そこまでやるか!?」と相手をギョッとさせるのでしょうか?
代表的な失敗パターンをチェックしておきましょう。
■1:まるで出張動向の秘書
「明日、何時に駅のどの出口に集合?
◯番出口は混むかもだから、△番がいいかな?」
「お店、予約できてる?
メニューとか大丈夫?」
親切心からの確認のつもりでも、送られてきた相手からすると「オレ、信用ない?」と感じてしまう典型例。
年齢を重ねるほど気配りが得意になる女性も少なくない一方で、行き当たりばったりのゆるいデートを好む男性ほど、こういったLINEを窮屈に感じます。
本来はドタキャンする気がなくても「なんだか面倒くさそうだな…」と気持ちが萎えるきっかけにもなりかねません。
■2:下ごしらえの実況
「美容院も行ったし、ネイルも新しくしてきたよ!」
「明後日のために、服を3パターン用意しちゃった(笑)
当日の気温に合わせて選ぶから、楽しみにしててね〜!」
デートへの努力をダイレクトに伝えすぎると「そこまで!?」と相手にプレッシャーを与える引き金にもなりかねません。本人のテンションを上げるためにはよくても、過剰にアピールをされるとデートへのハードルを上げられているように感じる男性も。
送った側はテンションを上げる目的なのに、実際には無用なプレッシャーを与えるきっかけにもなりかねないのです。
■40代のデート前LINEは「余裕」がポイント
40代の恋に求められるのは気合いと必死感よりも「大人の余裕」です。デート前のLINEでは「明日、楽しみにしてるね!」くらいのシンプルな連絡がちょうどいい距離感を育みやすいでしょう。
LINEは、“シンプルに・さらっと”。あえて「余白」を残すことで相手からは「早く会いたい」と思わせるきっかけにつながると同時に、大人の女性ならでは「余裕」も感じさせる鉄板と言えるのではないでしょうか。
(元市議会議員・メンタル心理カウンセラー/並木まき)
