【ママたちの掃除術③】すぐにホコリだらけになってしまう床を効率よく掃除する工夫
せっかくきれいに掃除したのにあっという間に床に積もるホコリ……。このイタチごっこのような状態にうんざりしている人も多いのではないでしょうか。では、その対策は? 詳しくみていきましょう。
ホコリは、衣類の繊維や人の皮膚、花粉などから発生し、空気中に舞い上がった後に静電気などで床に落ちて溜まります。効率よくホコリを取り除き、清潔な状態を長持ちさせるには次のような対策がオススメです。
日中、人が活動している時間帯はホコリが空気中に舞い上がっています。この状態で掃除機をかけると、排気によってホコリをさらに巻き上げてしまって掃除が終わってもすぐに落ちてきてしまいます。ホコリを撃退したいときは、床に落ちるのを待って掃除するのが鉄則です。
先に床をキレイにしても、後から棚や家電のホコリを払うとそれが床へ落ちてしまいます。ホコリ掃除の際は、高い場所から低い場所へ、部屋の奥から入口側へと進めると、無駄なく一度でホコリを取り切ることができます。
人が動いていない夜間に、空気中のホコリは床に落ちて集まります。ホコリが床に落ち着いたタイミングで掃除をすると、最も効率よくホコリをキャッチできます。朝起きたら、家族が活動を開始する前にフロアワイパーなどでサッと拭いて取り除くとよいでしょう。
いきなり掃除機をかけると排気で床に落ちたホコリが舞い上がってしまうので、掃除機をかける前にドライシートをつけたフロアワイパーでホコリを絡め取るようにするのが効果的です。さらに、仕上げに柔軟剤を薄めた水を固く絞った雑巾で水拭きをすると、柔軟剤の静電気防止効果でホコリの再付着を遅らせることができます。
いかがでしたか? 「時間差」と「順番」という工夫で床掃除の効率を上げ、快適な住空間を長持ちさせてくださいね。
(Nao Kiyota)
