冬の冷えを招く“隠れ糖質不足”に要注意!管理栄養士が勧める改善法は「3食のご飯」と「血合い魚」
「これをご覧になってる皆さんの中には、冷え性に何年も悩んできてるという人とか、そもそも平熱が低くて冬になると冬眠したくなるぐらい冬が嫌いな方もいらっしゃると思います。そういう方は、ぜひ実践してください」
管理栄養士で適食アドバイザーのあこさんは、11月29日に自身のYouTubeチャンネル「あこの栄養学チャンネル【女性のための栄養学】」を更新。自らの経験をもとに、冷え性改善に効果のある食材を紹介した。体温を上げるためにはまず基礎代謝を上げること、そのために意識したい食材が2つあるという。
「まずは米です。ご飯を朝、昼、晩ちゃんと食べる。むかしの私は、ご飯は(1食)100gぐらい食べるかな…ぐらいだったんですね。ご飯の量が足りていなかった。炭水化物というのは効率の良いエネルギー源で、体内で最初に燃焼される栄養素です。さらに、脂肪を燃焼させるためにも糖質は必要なんです」
あこさんは1回の食事で少なくとも100g、できれば150gのご飯を摂ることを推奨している。そしてもうひとつ重要なのが魚だ。
「魚の中でも血合いをもった魚。血合いには鉄、亜鉛、ビタミンB群、タンパク質が豊富に含まれています。タンパク質は熱産生量が非常に多いんですね。朝ごはんがジャムトーストだけ、コーヒーだけ、ヨーグルトだけなどになっていると、タンパク質不足に陥りやすい。1日3回タンパク質を摂っているという方は、その中に血合いの魚を加えてください。いま寒いな、低体温だなと思ってる方はぜひ今日の夜、血合いの魚を食べてください」
出産後、それまで36℃台だった体温が35℃後半に下がり、夜眠れないほど冷えを感じたと言うあこさん。
血合いを含む代表的な魚にはマグロ、カツオ、イワシ、サンマ、ブリ、サバ、ハマチなどがある。これらに十分な量のご飯を組み合わせれば、冷え性改善の一助になるはずだ。
(所ひで/YouTubeライター)
