国民生活センターの発表によって効果が疑問視されている水素水。1年ほど前にはタレントが美容と健康に効くと紹介し、大ブームとなったが、そんな騒ぎがウソのように今は静まり帰っている。
「なにしろ水素水伝道の第一人者だった藤原紀香ですら口をつぐんでしまいました。昨年末ぐらいからブログにもほとんど出てきません。一応、彼女のウェブセレクトショップでは販売されていますが、宣伝することはありませんでした」(週刊誌記者)
ところが2月27日付のブログで再びPRを始めた。しかも大々的に行ったため、驚きの声が上がっている。顔のむくみが気になるときについて「作りたての高濃度水素のお風呂にゆっくり入ったりします」と切り出すと、「水素についてよく問答されていますが、作りたてがやはり、一番効きますよ そして、水素製品にもいろいろ。専門家にも伺い、よく吟見して、自分に合うもの使ってます いいものはやはりいい」と持ち上げ、水素水生成器の販売ページへリンクを貼っている。ここ半年の沈黙はなんだったのかとツッコミたくなるほどの猛アピールだ。
彼女が急に方針転換した理由を紀香をよく知る関係者はこう解説する。
「国民生活センターが問題視したのは、ボトル詰めされた水素水です。国民生活センターが調べたところ、メーカーが主張するほど水素が残っていないというのがその理由。紀香が愛用している水素水生成器についてはノータッチでした。ところが、水素水ということで一緒くたにされ、メーカーは大打撃を受けているそうです。彼女はそんなメーカーと業界をなんとか助けたいと考えたのではないでしょうか」
逆風が吹き荒れる中、水素水についてとりあげればバッシングされるのは確実。それでもあえて火中の栗を拾った紀香。さすがは梨園の妻、度胸と気づかいは天下一なんて声も聞こえてくる。