3月4日公開の映画「ハルチカ」で主演を務めたSexy Zoneのセンター・佐藤勝利が、映画の告知でいま、テレビ出演に駆け回っている。
そんな佐藤、実はファンの間では「親子丼好き」でつとに有名。2月23日放送の「櫻井・有吉THE夜会」(TBS系)に出演した際も、「うどんをよく食べるので、都内の美味しいうどんのお店を教えてほしい」というコーナーにもかかわらず、うどん屋でうどんに加え、親子丼を注文し、紹介者の梅沢富美男をイラつかせたほどだ。
そもそも、佐藤がジャニーズ事務所に入ったのも、履歴書を事務所に送ったお母さんが、オーディションを嫌がる息子に「親子丼食べさせてあげるから」と説得し、その言葉につられてオーディションに行ったという経緯があるほどで、「どんだけ親子丼が好きなんだ」と言わざるをえない。
だが、そのときのオーディションで佐藤は、ジャニー社長に「YOUは特別カッコイイ!」と言われ、即決で入所。以来ずっと「永遠の0番」と呼ばれているのだ。
「0番とはセンターのことで、センターの立ち位置が0番、その左右に1番、2番、さらにその左右に3番、4番と場所が決められているんです。つまり永遠の0番とは永遠のセンターを意味するんです」(ジャニーズに詳しいエンタメ誌ライター)
各グループで必ずセンターはいるものだが、大体どのグループも曲やその時の人気、歌唱力、ダンスによってセンターが入れ替わることがほとんどだという。
「例えばHey!Say!JUMPでは、現在“不動のセンター”と言われている山田涼介も、デビュー当時は中島裕翔がセンターを務めていました。また、嵐はドラマや映画の主題歌の場合、その作品に主演しているメンバーがセンターを務めます。しかし、佐藤は“完全なる不動のセンター”で、デビューから今まで一度もセンターから外れたことがない。それが、『永遠の0番』と呼ばれる所以です」(前出・エンタメ誌ライター)
この偉大なる「永遠の0番」も、あの時の親子丼がなかったら‥‥と思うと、佐藤にとって親子丼がいかに特別なものであるかがわかる。