月間平均視聴率で38カ月連続“3冠王”(※全日、プライム、ゴールデン)を達成している日本テレビ。そんな絶好調ぶりを支えているのが、TOKIOの「ザ!鉄腕!DASH!!」(日本テレビ系)だ。同番組でTOKIOは職人アイドルとして不動の地位を築いているが、その腕前がまさかの状況で発揮されたことがある。アイドル雑誌の取材ライターが言う。
「大みそか恒例の“ジャニーズカウントダウンコンサート”で、2015年に元光GENJIの佐藤アツヒロが出たときのことです。往年のローラースケートを披露したんですが、リハーサルでトラブルが発生。佐藤がローラーのストッパーを付け替えようとしたとき、ヘンな位置に入ってしまったようで抜けなくなったんです。異変に気づいたのは、松岡昌宏。『これ、中で噛んでますね』と声をかけると、続いて城島茂が『どないんしたん? あー、これ、叩かなアカンなぁ』と近づいてきた。山口達也もその輪に入り、修理を開始したんです」
3人が見せたのは、驚愕の手さばき。さながら職人の連係プレーにて、わずか30分足らずでストッパーを抜き取ることに成功した。
「本番であっくんは、松岡や嵐の相葉雅紀たちと光GENJIの大ヒットナンバーである『ガラスの十代』を披露。直前に起こっていたトラブルをまったく感じさせないパフォーマンスでした。伝説のアイドルの見せ場を、優しく見守っていた松岡、城島、山口。彼らには男気を感じましたね」(前出・アイドル誌ライター)
ジャニーズきっての兄貴肌と言われるTOKIO。リハで起こったことを誰も口に出さなかったのはさすがである。
(北村ともこ)