歌手で俳優の福山雅治との結婚を発表した女優の吹石一恵は、自身の「美の秘密」のひとつに、ハイヒールに対するこだわりがあることを、かつてテレビ番組で出演した際に語っていた。
吹石は靴を選ぶ際に「曲線美」や「ヒールの細さ」「照明下での色の変化」などを丹念に考慮して、これぞという一足を選ぶのだとか。
彼女がそこまでハイヒールにこだわる理由は「美脚効果」だろう。吹石の健康的なプロポーションと色香は、こうした細部の積み重ねから出来上がっていることが伺えるエピソードである。
とはいえ、実際は「ハイヒールを履くと足が疲れる」と敬遠する人は実に多い。もちろん、履きなれない靴は誰にとっても抵抗があるが、ハイヒールをある種の“美の筋トレ”と捉えてみると、“履き甲斐”が生まれてくるのではないだろうか。
「そもそもハイヒールを履くと、脚の内側の筋肉が鍛えられるので、美脚が作られるとはよく言われています。しかし、注意点もあります。それは、歩くときに足の内側の筋肉と、腹筋と背筋に意識を集中させて歩くこと。これをもし、脚の外側に重心を置いて歩いてしまうと、逆にO脚になりやすくなってしまうんです」(フィットネスライター)
また、着地するときは必ずつま先から地面に着くこと。これにより足に負担がかかりにくくなるそうだ。さらに、着地した際には同時にかかとを地面から素早く離すこと。いつまでも後ろに重心を置くと、今度は腰を痛めてしまうという。
ハイヒールは歩き方によってはカラダに支障が出るほどむずかしい。しっかりと足の内側の筋肉を使うことを意識して歩き、上手にハイヒールとつきあっていきたいものだ。