日本人が大好きな食べ物といえば、その代表格は「カレーライス」だろう。これまでにも日本では、スープカレーやグリーンカレー、マッサマンカレーや「いなばのカレー缶」など、様々なスタイルのカレーが入れ替わり立ち替わりブームを起こしてきた。
そんななか、また新たなカレームーブメントの風が吹いているという。いったい次はどんなカレーが流行るのか?
そのヒントになりそうなイベントが、10月31日(土)・11月1日(日)に東京・神田で開催される。
神田と言えば300以上のカレー店が存在するカレーの街。「第5回 神田カレーグランプリ 2015」( http://kanda-curry.com )では、9月にネット上で予選ファン投票が行われ、選ばれた上位20店舗が上記日程の決戦に出場するという。
この予選にエントリーされているカレーを見ていると、実にバリエーション豊か。本格的なインドカレーや欧風カレーなどの他にも、目新しいメニューが並んでいて面白いのだ。
たとえば牛スジをじっくり煮込んでカレースープに仕立てたものや、豚骨や鶏ガラを出汁に使ったスープカレーなど。札幌発のスープカレーも、今やさまざまなカタチに進化を遂げている様子だ。
ココナッツを使ったカレーにしても、ほうれん草をペースト状にしてココナッツと合わせたグリーンカレーや、本場のタイカレーとは異なる日本人好みのルーと合わせたものなどが登場。
はたまた、中華料理のサンマー麺とカレーを融合させたメニューなども現れ、「カレーの奥深さ」を改めて実感させられる。
食欲の秋、自分でいろいろなスパイスや具材を試しながら味を追求するもよし、人気店をまわって好みの味を見つけるもよし、あるいは、今まで見たことのない新ジャンルを開拓するなんてのもいいかもしれない。
めくるめくカレーの世界に、あなたも足を踏み入れてみてはいかがですか?