宮根誠司もその病状に驚いた! 5月22日放送の「情報ライブ ミヤネ屋」(日本テレビ系)にてオノ・ヨーコ氏が患った「レビー小体型認知症」について特集。同症状について「知らない、聞いたことがない」と語っていた宮根も、その厳しい病状を聞くと呆気にとられた表情を見せていた。医療系のライターが語る。
「認知症の1~2割を占めると言われる『レビー小体型認知症』はいまや、宮根が言うような耳慣れない病気ではなく、高齢者を抱える家庭にとっては身近な問題となりつつあります。なかでも幻視や幻聴といった症状は医師の診察でも原因が判明しないことも多く、正しく診断されていないケースが多いことも大きな問題ですね」
その幻視は患者本人には相当リアルに見えており、「何かを見間違えたのでは?」というレベルとはまったく異なっているという。医療系のライターが続ける。
「家の中にいきなり人が現れたり、玄関の外で子供が遊んでいる様子がのぞき穴からクッキリ見えたりもします。夜中にこの症状が発生すると『怪しい人物が家の前で騒いでいる』と思い込んで警察に電話するケースも。電話の口調はしっかりしているので警察も対応せざるを得ず、それが何日も続くと同居の家族もすっかり疲弊してしまうのです」
番組では認知症の自己診断法も紹介。慣れている場所で道に迷ったり、自分の居る場所が分からなくなったら、疑ってみるべきなのかもしれない。
(白根麻子)