ご飯やパンなどの炭水化物の量を減らして、肉や魚などのたんぱく質や脂質をメインに食べる「糖質制限ダイエット」が依然としてブーム。その「糖質制限ダイエット」の進化形ともいうべき「ケトン体ダイエット」が最近、注目を集めている。
大リーグ、テキサス・レンジャーズのダルビッシュ有も、「ケトン体ダイエット」を実践してることを自身のツイッターで明かしている。いったいどんなダイエットなのか。
「ケトン体」とは、体内のブドウ糖が不測したとき脂肪が分解されてできる物質。つまり、食べ物から摂取した糖の代わりにケトン体がエネルギー源となるため体脂肪が減少するというわけだ。糖質ダイエットとの違いは、制限する糖質の量と期間。「ケトン体ダイエット」は、2週間の短い期間の間に極限まで糖質の摂取を制限する。
ダルビッシュは、筋量を増やすため、オフの本格的なトレーニング開始から10~12週間は普通にごはんを食べて、それ以降は炭水化物をほぼ摂らないという方法。こうすることで、筋肉を維持して脂肪を落とせるのだそうだ。
興味のある人は栄養士などに相談して、無理せずに自分に合った期間と量を選ぼう。