最近、20~30代の男女の間で、恋活や婚活に使われているのが、マッチングアプリ。ある女性誌の調査では、婚活で成功した人のうち、最も多かったのが「アプリでの出会い」だったほど、一般的になってきているようです。
アラサー向け女性誌の編集者に話を聞くと、
「今はアラサー女性の4~5人に1人は使っていると思います。それで彼氏ができたという人も多い。数年前は、出会い系サイトに登録しているというと『怖くないの?』という反応の人が多かったですが、今はスマホアプリ化が進み、もっとカジュアルに使われています」
とのこと。そこで、マッチングアプリを使って彼氏をつかまえた、という女性たちに、その使い方のコツを聞いてみました。
■アプリは2~3個を同時進行
「アプリは3つを使いわけています。アプリで出会った人と付き合うことになったら、そのアプリは退会しますが、あと2つ残しておけば、さらにいい相手を探し続けることもできますよね。早く結婚したいので、今の相手がだめならすぐに次の相手をと思って」(28歳・美容師)
■気軽なものから、本気アプリまで
「GPS機能がついていて、近くにいる同じアプリユーザーが表示されるアプリがあるんです。男女関係なく出会える設定だし、友達づくりにも使っている人がいるという気軽なアプリ。近所の飲み友達を探すくらいの気持ちで使って、本気の婚活向けでは、相手の条件をしっかり検索。どちらかにアタリがいたらと思ったんですが、気軽なほうで飲み友達から始まった人が、今の彼氏です」(31歳・IT関係)
■やりとりする相手はなるべく多く
「出会いアプリは基本的に、お互いに『いいね』のようなボタンを押したら連絡が取り合えるようになると思うんです。でも、マッチングした時に、男性のほうが弱気でメッセージをなかなか送れないという人もいる。本当は男性から送ってほしいですが、自分からどんどんコンタクトをとって、50人くらいの相手を持っておくのがいいと思います。やり取りしながら、気の合いそうな人を4~5人くらいに絞っていき、その中から実際に会うようにすれば、意気投合しやすいです。気の合わなかった人はフェイドアウトですね」(27歳・メーカー)
■会うならランチかティータイムから
「初めて会うならランチタイムかティータイムで、2時間くらいに設定しておくのが安心です。フィーリングが合わなかったら次の予定があると行って別れやすいですし、お店をハシゴされることもない。逆に、気に入ったら、そのまま映画に行ったりディナーまで散歩したりと、残りの時間が多くとれるということもあります」(26歳・ライター)
職場など身近に出会いがないという人は、賢く使ってみるのもいいかもしれませんね。