髪をピンクに染め「Romanticが止まらない」や「スクール・ガール」などのヒット曲を飛ばしたバンド「C-C-B」を覚えているだろうか。そのメンバーの1人、関口誠人が、ひょんなことからテレビに登場し、かつてのファンをざわつかせる事態となっている。
関口が登場したのは6月6日放送の「バラいろダンディ」(TOKYO MX)。といっても芸能人としての出演ではなく、なんと街頭インタビューに一般人として登場した。
渋谷で行われた「あなたは何のフリをしたことがあるか?」という街頭インタビューに「C-C-Bというバンドにいまして、ギターが弾けるフリをしていました」と衝撃の告白をしたのだ。
さらにレコーディングやライブで時々しか音を出さず、弾くフリをしていたと続けた。これにはスタジオの出演者も驚きを隠せない。内山信二は「言っていいことなの?」と困惑した表情。
SNSでは番組を観た人から「関口誠人が何やってんの(笑)」「懐かしい。好きだったなぁ」という声が上がっている。
「これまでにも、街頭インタビューに思わぬ人物が登場したことはあります。ファミコン名人として知られるの高橋名人もそう。15年には峯岸みなみが『ZIP!』(日本テレビ系)の街頭インタビューで声をかけられたことを明かしています」(週刊誌記者)
関口は6月7日のブログで、「ひょっとしてFuFu~の方じゃないですか?」と聞かれて「はい」と答え、元C-C-Bであることを明かして出演したとつづっている。Romanticの頃、ギターが下手だったのでレコーディングから外されたと答えたら、現場は大爆笑になったとか。また、練習を積みうまくなった今ではギターの教則本を出すまでになったとも記している。当時をよく知る事務所関係者はこう語る。
「ギターの米川(英之)君が相当うまかったので、彼の正確なリフに誤魔化されていたことは確かにあったと思います。当時の事務所は、のちにシンプリーレッドのメンバーとなった天才ギタリストの鈴木賢司がいて、全体として音楽性が高かった。それだけに、自分の下手さを自覚していたのでしょう。
それにしてもベースの渡辺(英樹)さんが亡くなり、キーボードの田口(智治)さんがクスリで捕まり、どうなっちゃうんだろうと思っていたところだったので、元気な関口さんを見られて良かった」
次はぜひミュージシャンとしてテレビに出てほしいものだ。