アンチエイジングといえば、女性に共通する願い。いつまでも若さを保つために、食事や運動、生活習慣などの見直しを行っている人は多いでしょう。もちろん、そうした対策を実践することは大事ですが、アンチエイジングは「気持ち」も大事なのだそう。
アンチエイジング医療に取り組む医師の坪田一男さんと澤登雅一さんによる共著「アンチエイジングの鍵をにぎる レスベラトロールの真実」(ディスカヴァー・トゥエンティワン刊)によれば、アンチエイジングを実践するための3大テーマとして科学的なコンセンサスが得られているのは、「抗酸化」「栄養バランスを考えた腹八分の食生活」「ごきげんに生きる」の3つ。抗酸化と腹八分はなんとなく分かりますが、「ごきげんに生きる」というのはちょっとびっくり。これには、ストレスを溜めこまないことが関係しているようですね。
40歳で第一子を出産したお笑いコンビ北陽の虻川美穂子さんは、息子さんを産んだ2年ほど前から、赤ちゃんが突撃したら危ないとのことで、鏡を奥のほうにしまっていたそうです。そんなある日、実家に帰った際に、最近ダイエットをはじめたからと「ごきげん」で全身鏡に自分の姿を映したところ、想像よりもはるかに太っていてびっくり! ところが、「気にし出したことは進化だ」と、自身のブログで実に前向きに心境をつづっています。
気分が損なわれることがあったとしても、それでもごきげんをキープすることがアンチエイジングには重要なのかもしれませんね。