昨年12月にデビューして以来、公式戦で歴代最多連勝記録を更新した最年少プロ棋士、藤井聡太四段の連勝が、7月2日ついに29でストップ。30連勝を阻んだ佐々木勇気五段22歳に今、熱い視線が集まっている。
「佐々木五段は、スイス・ジュネーブ生まれの帰国子女にしてイケメン。小学4年生の時、小学生名人戦に優勝して“神童”と言われました。16歳1ヵ月で四段昇段プロデビューと、佐々木五段も若い頃から天才ぶりを発揮。公式戦で羽生善治三冠を破ったこともある逸材です。スーツ姿の棋士が多い中、佐々木5段は和服で登場することもあり“和服王子”とも呼ばれています。端正な顔立ちが、早くも女性ファンの間で人気急上昇中ですよ」(スポーツ紙デスク)
藤井四段目当ての将棋女子が佐々木五段に目移りするケースもありそうだ。実はこの二人、去年の5月「第23回岡崎将棋まつり」でも対局して、非公式ながら佐々木五段が勝ちを収めている。
「その時は藤井三段(当時)が優勢に進める中、思わぬ一手で形勢を逆転したと言われています。“一瞬で相手を切り裂く鋭さ”、それが佐々木五段の持ち味です」(前出・スポーツ紙デスク)
まるで「るろうに剣心」を思わせる剣ならぬ、駒さばき。そういえば二人の対局を前に、佐々木五段が藤井四段の戦いぶりを、何度か観戦に来る姿も話題になった。
「『竜王戦』のボードの向こうに、キリリとした目元から鋭い視線を送る姿が、何度もテレビにも映し出され、女性ファンの間では“妖精”と騒がれていました」(女性誌記者)
藤井四段の連勝記録から火が付いた将棋ブーム。新たなイケメンの登場に、ますます過熱しそうだ。