夫である船越英一郎との泥沼離婚騒動で、連日怒りのコメントをぶちまけている松居一代。ツイッターでの発信やYouTubeでの独白映像など、センセーショナルな内容が連日ワイドショーを賑わせているが、実はこの件を流しているテレビ局の立ち位置が微妙なところにあるという。
「7月5日放送の『情報ライブ ミヤネ屋』(日本テレビ系)で宮根誠司がこの報道について『読売テレビの上層部は(動画を)流しちゃいけないって言うんだよね』と発言していました。上層部と現場との間に、この報道に対する姿勢に齟齬が生じているんです」(女性誌記者)
この言葉の意味するところは、松居の過激な言動が病気によるものなら動画を流すべきではないというのが上層部の見解であろうというのだ。これに対して宮根は「(松居は)理路整然と語っていらっしゃる」と不満を漏らしていたという。
心理学や精神医学関連に詳しいライターが語る。
「7月7日のあるワイドショーでは臨床心理士に分析させていましたが、“文春に約束を果たされなかった”というような些細なことで激高するほど不安定な精神状態ではあると思うが病的とまでは言えない、と分析していました。実際のところは、松居さんが公に見せている姿だけでは判断できません。ご本人と実際に会って話し、ご本人のおっしゃる事実関係や悩みなどをしっかり聞いて、必要であれば検査も行って、総合的に判断すべきなのです。心の病は『言動に矛盾や辻褄の合わないところがないか』が判断基準の1つになりますが、ネットへ動画を投稿するにあたって第三者が介在していた場合、大きな矛盾点はカットしている可能性もありますからね」
「最高裁まで徹底的に闘う」という松居のコメントからも、まさに泥沼の様相を呈しているこの騒動。テレビ各局も、その泥沼にどこまで踏み込むかが判断の分かれるところなのかもしれない。
(伊藤その子)