7月21日、20年ぶりの続編となるKinKi Kids主演のスペシャルドラマ「ぼくらの勇気 未満都市2017」(日本テレビ系)が放送された。そんななか、漫画「チャイルド☆プラネット」原作者の竹熊健太郎氏が、ドラマスタッフの対応に苦言を呈している。
「『ぼくらの勇気』は、97年のドラマ放送時から、漫画『チャイルド☆プラネット』と内容が酷似していると、盗作疑惑が話題になっていました。そして今回の放送に当たり、竹熊氏は当時の心境について『設定だけでなくセリフまで同じで唖然とした』とツイッターで告白。また盗用について日テレ側は認めなかったものの、番組プロデューサーが泣きながら『金を出そうとした』と、矛盾した行動があったことを明かしました。その後、竹熊氏が金銭の受け取りを拒否すると、“協力”という形でクレジットされたとのこと。しかし今回の新作では、相談もなければクレジットも消されていたということで、不満が爆発したようです」(テレビ誌記者)
番組プロデューサーがウェブ媒体で受けたインタビューによると、ウイルスで大人が全滅するという設定については「ジャニー(喜多川)さんに『子供だけの国』の話ができないか?と言われまして、そこから、1週間くらい考えて、ウイルスのアイデアが浮かんできました」と、自身の発想から生まれたかのごとく語っている。
どちらの言い分が正しいのかは不明だが、少なくとも騒動になっていることに対してKinKi Kidsファンは激怒しているという。
「ドラマ復活は、キンキの20周年ということで企画されたものです。しかし今回問題になったことで、ファンからは『20周年がぶち壊しだよ!』『せっかくの記念に泥を塗られた』と、制作側への不満の声が多数上がっています」(前出・テレビ誌記者)
20年前のドラマ関係者が集結した「ぼくらの勇気 未満都市2017」。しかしゴタゴタに巻き込まれたKinKi Kidsや他の出演者は、気の毒と言えるだろう。