恋は女性にとって「永遠の悩みのタネ」。日常にも仕事にも支障をきたすことだってあります。悩みの中身は千差万別ですが、モヤモヤしたときは、こんなことを考えてみてはいかがでしょう? 「恋」という字の成り立ちです。
いわれは諸説ありますが「恋」という字は略字で、旧字では「戀」と書かれていました。「言」の左右に「糸」、そして「心」です。男女が言葉を交わし、糸のように心が絡まったり、ほつれたりする姿を表しているように見えます。「言」は、引くための取っ手と口という意味の象形だそうです。それに糸と心を重ねると「約束の糸を引き合う様子」と解釈できるのではないでしょうか。中島みゆきの名曲「糸」にも通じますね。
では、恋の糸が緩むのはどんなときでしょうか。その兆候となりうる悩みを20~30代女性に聞いてみました。
●恋人に不満を感じる瞬間は?
「付き合うときにタバコを止めてくれるって言ったのに隠れて吸っていることがわかったとき」(27歳・商社)
「前はサプライズっぽくプレゼントを渡してくれたのに、最近はそういうのは面倒くさいっていう感じ」(26歳・保険)
「勝手に週末の予定を入れるようになってきた」(30歳・販売)
「よく『どっちでもいいよ』と言われる」(28歳・建築)
「『ありがとう』って言わなくなった」(35歳・フリー)
私たちが、「あれ、糸を引いているのって自分だけ?」と不安になってしまう瞬間です。ほかにも、「趣味に走りすぎ」「仕事に走りすぎ」という声や、「2人きりで出かけたがらず、家でゴロゴロしたがる」という倦怠期に入っている人が多数!
ちなみに「愛」には、相手を思い、歩み寄るという意味があるそうです。恋人に対する普段の行為に「恋」と「愛」が含まれているのか…たまに考えてみてもいいのでは?
(摘木みなみ)