昨年、主演ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」(TBS系)で俳優としても歌手としても一皮むけ、売れっ子街道まっしぐらの星野源が、超ハードなスケジュールをこなしていると「女性自身」が報じている。
同誌では、星野が13日スタートの新ドラマ「コウノドリ」の撮影に気合十分で励んでいる様子を伝えているが、星野の表情には疲れの色が見て取れたという。というのも、星野は同ドラマの撮影入り直前までアリーナツアーで全国を飛び回っており、ドラマ撮影日は深夜3時までラジオ番組「オールナイトニッポン」(ニッポン放送)の生放送をしていたからだ。この殺人的スケジュールには「さすがにもう限界。少しは眠りたい」と星野も弱音を吐いていたそうで、その睡眠時間はわずか1時間ほどだったという。
そんな状況を踏まえて、同誌は「『逃げるは恥だがもう限界』睡眠1時間の悲鳴」という見出しを打っているのだが、ネット上にも「さすがに少しは休ませてあげて欲しい」「マネージャーはもっとスケジュール管理をしっかり頑張って」「もう十分稼いでるでしょうし、そこまで無理はしなくても」「また体壊したらどうするの?」などと、星野の体調を心配する声が相次いでいる。
「12年にくも膜下出血で倒れて以来、芸能活動の復帰と休止を繰り返すなど、大病を患ったこともあるわけですから、決して体が強いわけではないはず。『逃げ恥』に出演していた当時は、同時期にNHK大河ドラマ『真田丸』に出演、加えて『逃げ恥』の主題歌である『恋』のブレイクで音楽特番への出演も増えたことにより、過労で倒れるアクシデントもありました。ただ、星野は疲労のピークにあってもドラマの撮影現場では楽屋で休んだりせず、共演者やスタッフたちとのコミュニケーションを欠かさない。無理をするタイプですから、ファンが心配するのも当然でしょう」(エンタメ誌ライター)
タレントとすれば、忙しいのはうれしい悲鳴。だが、星野レベルの忙しさになると、悲鳴というより咽び泣きといった状態なのかもしれない。ともあれ、大事になる前にファンと本人のSOSを周囲が察してくれることを願いたい。
(権田力也)