テレビ朝日が新たに打ち出した“シニア枠帯ドラマ”第2弾「トットちゃん!」が10月2日スタートした。初回視聴率は5.8%。同時間帯の人気情報番組「ヒルナンデス!」と「バイキング」もおおむね5%台をキープしていることから、まずまずの船出と言えるだろう。
同ドラマは黒柳徹子の自伝的著書で、戦後最大のベストセラー「窓ぎわのトットちゃん」を原作に描かれている。物語は昭和4年、山本耕史演じる徹子の父でバイオリニストの黒柳守綱と、松下奈緒演じる母の門山朝との出会いから始まる。
シニア層狙いの枠ではあるが、視聴者からの感想を読んでみると、OL層が多いことに目を引かれる。「面白かった!これから楽しみ。昭和の雰囲気が好きだから嬉しいな~。山本さんかっこよかったし、クラシックも聴けるし、得した気分」「山本耕史のバイオリン弾く姿が似合っててかっこよかった」「久しぶりに続きが早く見たいドラマ。明日も楽しみ」「昭和の人って、言葉遣いが美しい。見習いたいです」など、好意的な意見が多数寄せられた。
芸能ジャーナリストは「山本は結婚後、ますますイメージがアップした」という。
「山本は現在NHKの『植木等とのぼせもん』でも主演していますが、こちらも高評価。植木の役をやるにあたり、自分とは全く違う人物像なので引き受けるかどうか悩んでいたら、妻の堀北真希さんから『明るい耕史くんにぴったりだよ!』と背中を押されたそう。そんなエピソードも、ファンをほのぼのとした気分にさせているようです」
仕事が順調なうえ、高い評価を得ている山本。その勢いで「トットちゃん!」も視聴率が伸びていきそうだ。