「オヤジギャグ」や「飲みニケーション」など、人生を円滑に生きるテクニックに長けているオジサン上司たち。ちょっとした「困った」をさり気なく乗り越える姿に、感動すら覚えたというエピソードをご紹介します。
■出にくくなったボールペンを復活させる
インクが減ってきて、字がかすれてきたボールペンに「チッ」と舌打ちした後、缶コーヒーを買ってきてしばらく缶にペン先を当て、また平然と書類を書き始めた上司。ペン先を温めて復活させたようです。その手際の良さに驚いたし、最後までインクを使い切ろうという心意気にも感動した(31歳・商社)
■靴下に空いた穴を瞬時に塞ぐ
仕事終わりに慰労会があった日、居酒屋のお座敷に上がった際に靴下のつま先に穴が空いていた上司。瞬間的に見なかったフリをしましたが、お店の人に黒のマジックを借りて穴から見えていた部分を黒く塗ってました。「タイツが破れたときに使える!」と感心してしまいました(28歳・製造)
■ボンドの保存
営業用のポップの補修でボンドを使ったとき、すぐさま空き瓶に開封済みボンドを入れた上司。こうして、空気に触れないようにすると、ボンドのキャップが固まらず、次に使うときにラクだからだとか(29歳・営業)
■ドライヤーで肩こり解消
同僚と肩こりの話をしていたら、「指圧だけじゃなく、ツボを温めるのもいいぞ」と、ドライヤーで肩こりの患部を温めるという方法を教えてくれた上司。実際、試してみたら結構よくて、髪を乾かす時に肩も温めるのが日課になっています(33歳・IT)
長い人生経験で得たムダと浪費のない生き方。私たちも学ぶべきものがあるのかも知れませんね。
(西郡真美子)