電車乗車中に、「罪に問えない被害」に遭ったことはないでしょうか?
痴漢の冤罪問題が取りざたされる今だからこそ、男性の迷惑行為に「一線越えてる」と警告を発したい。そんな声を集めました。
「かなり空いていて、ほかに座れるところがあるのに隣に座ってくるオジサンが本当に怖い」(27歳・会社員)
席の空き具合がまばらであれば、偶然、目についた空席に座るという場合もあるでしょうが、3~4席空いている状況で隣に座られるという経験は、20~30代の女性にとても多いようです。
「スマホの画面を覗き込んで、確実に読み込んでいる様子のオジサン。特に無心で、見ているだけなのかも知れないけど気持ち悪い」(30歳・販売)
「寝ている若い女性を凝視しているオジサンが結構いる。だから私は、極力寝ないようにしている」(29歳・製造メーカー)
一点凝視はオジサンの習性なのでしょうか?「見られているのはいつも女性」というのは決して、自意識過剰ではないハズ。続いては、こんな決定的な証言が。
「私と同じ列で寝ている女性の正面に座っていたオジサンが、徐々に浅く座ってきて、遂にはリクライニングシートを倒したときのような体勢に。確実に寝ている女性の太ももの奥を見ようとしていた。途中、寝ていた女性が空いたシートの端に移動し、再び寝始めると、男性はその正面に移動し、またリクライニング体勢に。その執念を目の当たりにして何もできなかった」(34歳・会社員)
公共の場で、品性や羞恥心という「一線」を越えられてしまうと、なかなか太刀打ちできません。降りるまで気を抜かないことが肝要のようです。
(酒田美樹)