息子たちの英留学に伴い、ロンドンに拠点を移した紗栄子の心境に変化が起こっているという。
紗栄子といえば自らの近況を積極的にインスタグラムで発信し、「時代をエンジョイしている自分」を演出するのが得意なイメージがある。ところがそんな自意識過剰な投稿から一転、最近はやたらと内省的な今どきの「プチ幸せ女子」に変わってきたというのだ。女性誌のライターが耳打ちする。
「最も典型的なのは10月21日に投稿した『ロンドンの空に架かる虹』の画像。彼女が空や雲の写真をアップするようになったのは驚きですね。ほかにも20日には食事を、15日にはスーパーで買ったお菓子の画像を公開。このように身近な生活をアップして幸せアピールするのは、日々の生活に刺激が感じられないことの裏返しでしょう。日本にいる時と違って毎日のようにモデルの仕事があるわけではなく、華やかな芸能界から離れたロンドンでの生活は、おそらく退屈極まりないはずです」
しかも紗栄子の場合、ロンドン滞在が決してロンドン在住とイコールではないことも、ストレスになっている可能性がある。その理由は19日に投稿した「オイスターカード」の画像にあるという。イギリス事情に詳しいライターが指摘する。
「このオイスターカードはSuicaのようなもので、地下鉄やバスを使いこなすには便利なアイテム。しかしイギリス在住者であれば、イギリスの銀行に口座を開いて『コンタクトレスカード』を入手すれば、もっとお得に交通機関を利用できます。そのほうが“ロコ”感も感じられますからね。しかし口座開設には住所証明が必要で、通常は学校や職場から発行してもらうのですが、現地で仕事をしていない紗栄子にはその書類が用意できません。つまり彼女はロンドンに根を下ろしていないわけで、あくまで長期滞在者に過ぎないのです」
愛する息子たちとは学校が休みの週末に会えるだけ。現地で仕事することもできず、暇を持て余す紗栄子は今日も、空や雲の写真を撮っているのかもしれない。
(白根麻子)