10月27日から30日(現地時間)に開催されたフィギュアスケート・グランプリシリーズカナダ大会で、宇野昌磨選手が圧倒的な力を見せ優勝。2018年平昌オリンピックに向け、好発進を遂げた。
この様子は、29日放送のスポーツ番組「Going! Sports&News」(日本テレビ系)でも取り上げられ、プロフィギュアスケーターの安藤美姫を迎えて、宇野選手の強さに迫った。
その中で、スポーツ記者は、気になる表現があったという。
「安藤が宇野選手についての解説を始めた時、羽生結弦選手の名前を出して『演技が軽い』。それに比べて『宇野選手の演技は力強い』とコメントしたのです。おそらく、安藤は“羽生選手の演技は軽やか”と言いたかったのでしょうが、誤解を生む言葉でしたね。両選手とも世界の頂点を狙うトップクラスの実力があるわけで、力強さも表現力も申し分ない。選曲や、その曲を選手がどう解釈するかによってイメージは変わります。それを単に“軽い”“力強い”でタイプ分けしたのは、言葉足らずでした」
安藤は以前にも「羽生選手を食事に誘っても、いつもスルーされる」とテレビでコメントし、炎上したことがあった。解説者として視聴者を惹きつけるためには、もう少し言葉選びに気を使うべきだろう。