秋の味覚といえば、「サンマ」ですよね。モデルの佐々木希さんも、この秋初めて焼いたというサンマをInstagramに投稿していました。こんがり焼けたサンマを見ると、秋を感じますよね。でも、そのサンマ、食べ終わった後の皿を見ると、その人となりが分かってしまうものです。あまりにも食べ方が汚いと、印象や評価を下げることにも。そうならないためにも、サンマなど、魚の正しい食べ方をチェックしておきましょう!
マナーコンサルタントの西出ひろ子さんの著書「運のいい人のマナー」(清流出版刊)によると、魚は上身背の左側から一口ずつ食べるのがマナーなのだそう。上側の半身を食べ終えたら、骨を頭ごと外して、皿の向こう側に寄せます。そして、残りの半身をいただくのが正式なお作法なのだとか。
マナー違反なのは、骨の間から身を箸でほじくったり、骨を外さず、箸でひっくり返したりすること。普段、ひっくり返していたという人は、異論反論があるかもしれませんが、気を付けたいものですね。
ちなみに、お刺身が盛られた器が出てきたら、左手前から食べ始め、時計回りに順番に食べていくのがマナーだといいます。お刺身の盛り方は、左手前に白身魚のような淡白な味のもの、時計回りに、徐々に脂が多くのった濃い味の赤身魚が盛られているのだそう。なので、食べていくうちに、より美味しく楽しめるようになっているのだとか。これには、初耳という方も多いのではないでしょうか。
魚は食べるのが難しく、意識して避けている人もいるかもしれません。でも、正しい食べ方やマナーをマスターしておけば、きれいに食べられますし、人からの評価も上がるかもしれませんね。