高杉真宙と葉山奨之の関西弁がヘタだから面白い「セトウツミ」

 男子高校生2人がダラダラとくだらないことをしゃべり続けるだけのところが面白いと評判の「別冊少年チャンピオン」(秋田書店)で連載中の「セトウツミ」。昨年7月には池松壮亮と菅田将暉のダブル主演で実写映画化され、現在は高杉真宙と葉山奨之のダブル主演でテレビ東京の深夜ドラマとして放送されている。

 舞台が関西のため、映画版では福岡出身の池松と大阪出身の菅田が、巧みな関西弁でマシンガントークを交わしていたのだが、ドラマ版の2人が話す関西弁はネット上で「ヘタクソ」呼ばわりされているのだ。

「ただ今回も、高杉が福岡出身で葉山が大阪出身ですから、映画版の2人と同じ条件なんです。おそらく、高杉と葉山の大阪弁がヘタクソなのでなく、演技の経験値が低いだけでしょう。しかし、そこがドラマ版の魅力。高杉は松岡修造の息子として出演していたファブリーズのCMで『高橋一生に似ている』と注目され、葉山は前クールで話題となったドラマ『僕たちがやりました』(フジテレビ系)で主演の窪田正孝と同じグループに属する“マル”を演じて知名度を上げました。ともに21歳で今後が期待されている俳優です。

 その2人がドラマの中で演じる『瀬戸と内海』が高杉と葉山に見事にオーバーラップし、これからこの2人はどうなるだろうかとドキドキさせてくれるんです。“時分の花”というか、今の2人にしか表現できないこの期待感は、どんなに演技が上手い役者でも表現できませんからね」(舞台演出家)

 寡黙でクールな内海を演じる高杉と、社交的でお調子者の瀬戸を演じる葉山。2人には時分の花の輝きがまことの花へと進化するプロセスを見せてもらうおうではないか。

Asa-Jo チョイス

  1. 232819

    冬のインナー・レビュー【無印良品】の「あったか綿インナー」の着心地は?

    『無印良品』の衣類といえば、季節を問わず心地よく着られる定番アイテムが多数売られていますよね。中でも、肌寒い今の時期に確保しておきたいのが“あったか肌着”です。無印の「あったか綿インナー」は、天然素材のよさを生かした機能 … 続きを読む 冬のインナー・レビュー【無印良品】の「あったか綿インナー」の着心地は?

  2. 232817

    【ユニクロ】の「スウェットワイドパンツ」が爆売れのワケ

    シーズンごとに何かしらのヒット商品が生まれる『ユニクロ』ですが、今シーズンは「スウェットワイドパンツ」がとっても人気なようです。爆売れしている理由を探ってみましょう。■スウェットワイドパンツとは?スウェットワイドパンツは … 続きを読む 【ユニクロ】の「スウェットワイドパンツ」が爆売れのワケ

  3. 229375

    【ユニクロ】ヘビロテ確実!?この冬オススメのセーター3選

    冬はお気に入りのセーターが欲しくなりませんか? そんな1着があれば“ヘビロテ”してしまいますよね。とくに、着心地がよくあったかくて見た目もよいセーターだと、手放せなくなりそう。今回は、そんなお気に入り候補に上がりそうな『 … 続きを読む 【ユニクロ】ヘビロテ確実!?この冬オススメのセーター3選

注目キーワード

ランキング