「なんでもいい」は「なんでもいいという意味じゃない」。「どっちがいい?」は「どっちか迷ってるわけじゃない」…。若い頃なら「気付いてよ!」「察してよ!」と強気でいられたのですが、それも通用しなくなってきたというアラフォー女性はいませんか?
世の男性たち(20~39歳/100人)に聞くと、実に63人が、こんな「オバサン女子」にうんざりしていると回答。これは、真摯な気持ちで耳を傾けてみる必要がありそうですよ。
「30過ぎて『女子』と言う風潮がイラっとする。テレビや女性誌では当たり前になっているから、つい言っちゃったのかも知れないが、やはり違和感がある」(35歳・通信)
自分でもわかっているつもり…でも、時々、出ちゃう「女子」というワード。男性の前では封印したほうがいいのかも。
「何人かで食事にいったりするときに『なんでもいい』という人に限って、どこに行っても不満げ。さらに、別の店の『アレは美味しかった』話を始めたりして未練がましい」(37歳/不動産)
女性が言う「なんでもいい」は、和洋中などのジャンルの話ではなくて、「雰囲気のいいお店だったら、なんでもいい」なんですけどね。
「仕事で取引先の愚痴を聞いていたら、聞けば聞くほど『それはアナタが悪いんじゃ…』という内容。それを指摘しても、一向に自分を改める様子がない」(31歳/映画配給)
「『手伝おうか?』と聞いても『大丈夫です』と言っていた女性社員が、人事部に『自分は不当に仕事量が多い。誰も手伝ってくれない』と直訴していた」(39歳/広告)
女性が求めているのは「解決」じゃなく「共感」なんですが…男性に理解を求めるのは難しそう。
恋愛面でも、こんなクレームが。
「ファッション誌を見ていて『この子可愛い』などと言っていたので、『俺はこの子が可愛いと思う』と、別の読者モデルをチョイスしたら、途端に不機嫌に」(29歳/保険)
「女性は、交際前は『優しいだけじゃつまらない』と言っても、付き合った途端に『優しいことだけ』を要求する気がする」(33歳/製薬)
なかなか手厳しいご意見ですが、「女性ってこういうものなので」とも言いたい。同じことをしても、なぜか「許される」人もいますし、絶対NGというわけではないですが、つまらないことで人間関係を壊すのも損! 歳を重ねても「TPOわきまえ女子」になりたいものです。
(西郡真美子)