糖質である炭水化物は、今やダイエットのためにはとにかくご法度になっていますよね。どこもかしこも「ダイエットのためには、糖質を控えめにしましょう」といわれます。でも、ご飯やパンが大好物な人にとっては、「そんな厳しいこといわないで…」というのが本音ではないでしょうか? 確かに、炭水化物抜きのダイエットは効果があるのかもしれません。でも、ダイエットの方法はひとつではありません。なので、どうしてもというときには、炭水化物を食べるダイエットを行ってもいいんです!
医師の白澤卓二さんと小林弘幸さんの共著「ちょっと盗み聞きしたくなるスーパードクターの健康会議」(東洋経済新報社刊)には、ご飯を食べるときのポイントも紹介されています。それによると、白米を食べるときには納豆やオクラ、山芋などのネバネバ食品を一緒に食べるといいのだそう。ネバネバが糖を包み込んでくれ、ダイエットの大敵である血糖値の急上昇を抑えられるのだそうですよ。
また、ご飯を冷やして食べるのも一つの方法とか。「炭水化物を食べてもやせる!レジスタントスターチ式ダイエット」(主婦の友社刊)によると、ご飯を冷ますと炭水化物がレジスタントスターチというやせ成分に変わり、脂肪が燃えるのだそうです。
炭水化物が好き人でもダイエットを諦める必要はありません。ここで紹介した二つの方法のように、炭水化物を上手に摂取しながら、ダイエットしてみてはいかがでしょうか。