普段、むくみが気になって仕方がないという人はいませんか? いつも顔や足のむくみが目に付き、むくみこそ天敵だという女性もいます。でも、むくみの原因が何なのか、はっきり分からないという人も多いのでは。
胃腸科専門医の秋津壽男さんの「病気にならない新常識72」(法研刊)によると、長時間同じ姿勢を続けることが、むくみの原因の一つなんだとか。これは、血管とリンパ管の流れが悪くなり、滞ってしまうからだそう。つまり、筋肉を動かさないと、むくんでいくということですね。
また、加齢で筋肉は衰えてしまうため、中高年世代はどうしてもむくみが起きやすくなるようです。「筋肉をできるだけ動かすようにする」「顔のむくみはマッサージをする」などがいいそうです。
他には、塩分のとり過ぎもむくみの原因といわれます。実は、塩分に気をつけるだけで、むくみの原因の半分は解決するそうですよ。
生活習慣病予防のための減塩のポイントとして、東京都福祉保健局のとうきょう健康ステーションでは、「汁物は1日1杯まで」「干物より生の魚」「かけて食べるよりつけて食べる」「カレー、チャーハン、丼ものなどの味付け主食は週に1回」「麺類は汁を残す」などが紹介されています。むくみが気になる方は、取り入れてみましょう。