嵐のメンバーがこれまで、お互いの連絡先を知らなかったことが明らかになった。12月1日に行われた記者会見で松本潤が、「最近初めて、5人だけのグループメールができる部屋みたいなのができた」と報告。さらに「電話だけで連絡先を知らないメンバーもいた」と語ったのである。アイドル誌のライターが芸能界の連絡事情について解説する。
「ほとんどのアイドルグループでは、LINEのグループ機能を使って連絡網を作っています。ただ、仕事用とプライベート用のケータイを使い分けていれば、親しくないメンバーには仕事用の電話番号しか教えないケースがあり得るかもしれません。また二宮和也は自身の番組で、LINEをやっていないと語っていたそうです」
その二宮は、「30代が初めてスマホ持ったらこうなった、みたいな」とコメント。このタイミングでLINEデビューを果たしたのかもしれない。そんな30代以上の世代ではケータイのキャリアメールが身近な連絡手段だが、こちらは積極的にメアドを交換する必要がありハードルは高い。前出のライターが続ける。
「所属事務所では緊急連絡のためにメンバーのメアドを必ず把握していますが、メンバー同士ではそうでもありません。一般人の職場やクラスでも、プライベートのメアドを知らないことは珍しくないですよね。アイドルグループはある意味、職場の同僚みたいなものですから、個人的な付き合いの濃淡が連絡先を交換するかどうかの基準になっても不思議ではないでしょう」
ちなみに先輩のSMAP・中居正広は、稲垣吾郎と木村拓哉の連絡先を知らないと明かしている。しかもメアドどころかケータイの番号すら知らないようで、40代ではそういった例も珍しくなさそうだ。それに比べれば嵐は電話番号を知っていただけでも一歩前進だが、連絡先の交換事情は世代によって大きく変わってくるようである。
(白根麻子)