1月25日放送の「櫻井・有吉THE夜会」(TBS系)に、俳優の阿部寛が出演。若者からの人生相談に答えたり、自身の恥ずかしい悩みを打ち明けるなど、意外すぎる素顔を公開した。
「阿部は番組の前半部分で、若者相手の人生相談を引き受けました。自他ともに認める真面目人間の阿部は、真摯に取り組もうとするあまり、収録の3日前から眠れないほど悩んでいたとか。実際、普段は全く接触がないであろうYouTuberや女子高生、地下アイドルらのリアルな悩みに対応して、熱すぎる答えを返していました」(テレビ誌記者)
番組からのオファーでなく、みずから志願しての人生相談だっただけに、熱量にあふれ、力の入れようが画面からも伝わるほどだった。
「後半部分のスタジオトークで、阿部は人見知りで、相手の目を見て話すことができない悩みを打ち明けました。演技中は役に入りこんでいるので大丈夫なのに、プライベートではまるでダメだとか。人生相談で目をそららず笑顔で対応したのは、熱血教師の役を演じているつもりだったんでしょうか」(芸能ライター)
また、阿部が打ち明けた中に“物が捨てられない”という悩みもあった。自宅には、これまで購入した大型製品が所狭しと並べられているという。特に数が多いのが加湿器で、10数台も鎮座。テレビは大型から1990年代のブラウン管テレビまでズラリ。ベッドは最初に購入した柔らかい弾力のもの、やや硬めの2台目、今使っているすごく硬めなタイプまで8、9台が積み重ねて置いてあるという。
「俳優の看板を掲げていながら仕事がなくて食えなかった時期があり、バブル期には不動産投資で大借金をこしらえ、返済に苦しんだこともありました。それだけに物や金に対する執着心が強く、手放す決断ができないままここまで来ているようです」(前出・芸能ライター)
パチプロとして1年半もの間、毎月15万円の稼ぎを自分に課して乗り切った苦労人でもある。捨てられない物に思い出が詰まっているわけではないというが、当時の苦い思いが満ち溢れてしまうのかもしれない。
(塩勢知央)