AKB48・小嶋陽菜のスッピンに関する記事が話題になっている。メイクに2時間をかける小嶋は、スッピンとは別人に変わるというものだ。だが、1000人近くのタレントと接してきた雑誌編集者は、こじはるのケースは特に目立つものでないと語る。
「メイクに2時間かけるタレントはザラにいますよ。顔のむくみを取るためにフェイスマッサージを受けていたり、時には仲良しのヘアメイクさんと雑談していることも。こちらとしても気分よく撮影に臨んでほしいので、雑談程度で機嫌が良くなるなら、2時間くらい待つのも仕事のうちです」
とはいえ、スッピンのときと顔が違い過ぎるという話はどうなのだろうか? 前出の雑誌編集者によると、そういうタレントは決して少なくないのだという。
「ある星から来たというYや、ショートカットが目印のGなども、スッピンはかなり地味ですね。バイリンガルで長身のNがスタジオ入りした時は、ヘアメイクさんが来たと思ってしまったことも。ただ彼女たちの名誉のために言えば、地味とはいえ、みんなキレイな顔立ちですよ。磨けば光る素材とはこういうことかと実感しますね」
また、この編集者によると、撮影時にいつもの顔になっていてくれれば万事オーケーとのこと。一方で、現場での振る舞いが不評なタイプのタレントについても教えてくれた。
「現場に来ても無言でメイク室にこもるなど、挨拶ができない人はたまにいます。メイクに関して言えば、撮影中にやたらとメイク直ししたがるタイプが困りもの。30分もお直しされたときはさすがにクレームを付けました。あとは、まともな会話ができないタイプ。撮影の際にはたいていインタビューもしますが、その時にまったく話がかみ合わないこともあり、『仕事やる気あるの!?』と怒り寸前でしたね」
この会話ができないタイプは意外にも、アイドルではなくお天気お姉さんに多いという。ファンからの批判も受けずにチヤホヤされてばかりなので、自分で考えることができなくなるのかもしれない。知的イメージで売っているお天気お姉さんが、実は会話の成り立たない人だったら、視聴者にとっても残念なことだろう。
(金田麻有)