2月28日放送の情報番組「直撃LIVE グッディ!」(フジテレビ系)で、MCを務める“ミタパン”こと同局の三田友梨佳アナウンサーが痴漢の実情を切実に訴えた。
問題となったのは、女性専用車両を「男性差別」だと主張する団体の行動。2月16日の午前8時頃、同団体の3名の男性は東京メトロの駅で女性専用車両に乗り込み、女性客らから注意されても降りようとしなかった。そのため電車は遅延。その様子を撮影した映像を同番組でオンエアした。
VTRが流れたあと、MCの安藤優子キャスターは「なんかもう私、イライラして。すごく不愉快な気持ちになったんですけど。何のために、これ(女性専用車両に乗り込むこと)をやっているのか」と理解に苦しむ様子。
三田アナは「全然、(女性の)気持ちを理解しないですよね」と切り出し、「痴漢に遭ったことのある人じゃないと、どれだけの恐怖心かわからないと思うんですよね。私の周り、ほとんどの人が被害に遭ったことがあって、痴漢に遭ったら声も出ないし、動きも取れないですし、ただ震えと涙が出てくる。しかもその後、トラウマになる。その避難場所として、この女性専用車両があることの何が男性差別になるんだろう」と疑問視した。
熱弁を振るった三田アナだが、実は痴漢に対する恐怖心を抱きながら、とてつもないプロ意識を見せたことがある。
「昨年8月22日放送の「志村の夜」(同局系)に出演した三田アナは、通勤電車で痴漢に遭ってないかと志村けんに聞かれ、素直に怖いと話していました。さらに志村から痴漢に遭ったら実況しちゃえばいいと言われると『情報番組をやっていると、そういうのも自分の身になるというか』とプロ意識の高さを見せたのです。今回の『グッディ!』での発言は、自分の周囲の人の経験としていますが、リアリティがあり過ぎる。本人も痴漢の被害に遭い、少しでもなくすために発言しているようにも聞こえました。もし、そうであればプロ中のプロですね」(テレビ誌記者)
さすがミタパン、女を上げた。
(石田英明)