「とくダネ!」で相撲レポーター・横野レイコが食らった2発の“カチ上げ”

 3月29日に放送された情報番組「とくダネ!」(フジテレビ系)で、相撲レポーターの横野レイコ氏が土俵際まで追い詰められる事態が起こった。

 番組では、28日に行われた相撲の臨時年寄総会について検証。マスコミを通じて相撲協会を批判したり、内閣府に告発状を提出したりするなど、貴乃花親方の一連の行動に対して、親方衆からの批判が噴出。これを受けて貴乃花親方が全面謝罪したことなどを報じた。

 年寄総会で横野氏は最も的確だったとして芝田山親方の発言を紹介。それは「これから頑張りますではなく、これまで何をしたかが問題。あなた1人の言動で、協会の1万人の家族の生活を脅かされかねないことをした。あなたの存在は大きいから言動は慎むように」というものだった。

 この発言に噛みついたのが、フジテレビアナウンサーの笠井信輔。「それって、事件を起こした人に向ける発言じゃないですかね?」と疑問を呈す。横野氏は「犯罪者ということではなく、事件くらいの大きな損失があった。それを思えば解雇にしてもいいという声もあった」と事の重大さを強調してこの場を逃げ切る。

 しかし追撃の矢があった。木曜コメンテーターの社会学者・古市憲寿氏は、これまでも相撲協会は薬物事件など数々の事件を起こした。貴乃花親方はこうした事件をなくそうとしたのは事実だと発言。

 横野氏は貴乃花親方だけが改革しようとしたわけでなく、しかも具体的な提案はしていないと反論。負けずに古市も相撲協会が変わってこなかったのも事実で、改革が必要なことを改めて強調。そのうえで「なんで横野さんは相撲協会の肩を持つようなことばかり言うんですか?」と突き詰めた。

 横野氏は「この報道があまりにも偏りすぎているから」などと抗弁したが、ネットでは「古市、よくぞ言ってくれた。横野は貴乃花を悪者にしたいだけ」「古市が正論。報道が偏っているのではなく横野がずれている」「古市さん、淡々と言った。横野の発言は井戸端会議レベル」など、軍配は古市氏に上がったようだ。

「相撲協会は隠蔽体質というイメージがあり、それに立ち向かおうとした貴乃花親方は国民的人気力士でした。国民感情からすれば、貴乃花親方にもう少し敬意を払って報道してもよかったのではないでしょうか」(スポーツ紙記者)

 古市&笠井タッグが横野氏を土俵際まで追い詰めた結果となった。

(石田英明)

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