人とのコミュニケーションで、ちょっと気になる相手のしぐさってありませんか? 実はそのしぐさには、心理的に深い意味があるといわれているのです。
●腕を組む
もし、人と話しているときに相手が腕を組んだら、要注意かもしれません。ヒプノセラピスト桜井直也さんの「人の心を操る技術」(彩図社刊)によると、人が無意識に腕を組むのは「心臓を守りたい」という心理の表れなんだとか。これは、危険を感じたり、居心地が悪いと感じたりするときに行われるしぐさのため、話をしている相手が腕を組んだら、「心を開けない相手」と思われている可能性があるそうですよ。
●鼻を触る
心理学者の内藤誼人さんの「【図解】読心術トレーニング」(廣済堂出版刊)によると、嘘をつく人はしばしば鼻を触るそうで、心理学では「ピノキオ効果」と呼んでいるのだそう。嘘をつくと緊張するため、体温や血圧が上がって鼻がムズムズしてくるのだとか。
相手が「腕を組む」「鼻を触る」などのしぐさを始めたら、何かしらのコミュニケーショントラブルの可能性あり。相手をよく観察しながら、冷静になって心理を読み取り、よく考えて対応したいですね。