この期に及んでこのミスはないのでは?
5月23日、フジテレビの夜の報道番組「FNNプライムニュースα」が、世間をにぎわせている日大アメフト部の監督及びコーチの緊急会見について報道。ところが、同局の椿原慶子アナウンサーが悪質タックルを受けた関西学院大学を通称である「関学大(かんがくだい)」と伝えず、なんと関西大学の通称である「関大(かんだい)」と呼んでしまったことでお詫びする事態となってしまった。
番組内では、その前日に行われた日大・宮川選手の記者会見とは異なる主張を続けた内田前監督と井上コーチに対し、椿原アナは「いったい誰のための会見なのか。何のための会見なのか。正直、わかりませんでした」と憤りながらも、「この会見、日大の反則選手、関大側は、どう受け止めたのでしょうか」という締まらないオチになってしまった。
これには、お茶の間も一斉にコケてしまったようで、当然のようにネット上は「さすがフジテレビクオリティー」「今回だけは間違えたらダメだろ」「関西大の学生ですが、椿原アナも関西出身でこれはない」「立て続けに間違えられて関学大もコメントのしようがないと思う」など、あきれコメントでお祭り状態に。
「普段なら怒るほどのミスではないかもしれないが、今回はいただけない。ご存じのように、この事件では19日に関学大に謝罪に出向いた内田監督が“かんせいがくいん”を“かんさいがくいん”と言い続けて大バッシングをくらいました。それに比べたら、椿原アナの間違いはちょっとした言い間違いかもしれませんが、それでもやはり聞いていた学生らはショックでしょう。しかも、椿原アナは兵庫県出身。関学大生からしてみたら『地元なのになんで間違えるの?』という感じでしょう」(スポーツ紙記者)
一連の発言ミスに、ネット上では“関学大は意外とマイナー?”といった茶化しも増えている。言うまでもなく、関西学院大学は関西圏の私立大学では名門中の名門。それなのに、立て続けに大学名を間違えられるのは、ちょっと悲しい。
(小机かをる)