山口達也の契約解除問題もようやく収まりつつある中、TOKIOのメンバーが、バラエティ番組「ザ! 鉄腕! DASH!!」(日本テレビ系)で命がけの企画に挑戦。その勇気ある行動に大きな反響が集まっている。
「6月3日に放送されたコーナー企画『グリル厄介』で、城島茂と長瀬智也が沖縄でカタツムリの一種“アフリカマイマイ”を捕獲して食するという企画が放送されました。アフリカマイマイは外来種で、世界最大のカタツムリ。しかも広東住血線虫(かんとんじゅうけつせんちゅう)という寄生虫を持っており、触ると傷口や粘膜から侵入して頭痛やめまいを引き起こすだけでなく、最悪の場合は死に至る危険生物なのです」(エンタメ誌ライター)
「グリル厄介」では、日本の在来種の脅威になっている外来種を捕獲し、美味しく調理することで在来種の保護に貢献するという企画。しかし、今回の“アフリカマイマイ”は、今までの外来種に比べるとあまりにも危険過ぎるようだ。
「番組に出演した静岡大学教育学部の講師で外来種の専門家・加藤英明氏も『絶対に触ってはいけません』『触ってしまったら死んでしまうかもしれない』とその危険性を強調。沖縄でも“絶対に触ってはいけない”と言われています」(前出・エンタメ誌ライター)
かくして、命をかけたアフリカマイマイ捕獲に乗り出した城島と長瀬。アフリカマイマイが這った跡や繁殖地などを手掛かりに見事、捕獲に成功。都内の日本料理屋で懐石料理風に、「アフリカマイマイのゴマ酢和え」「茶碗蒸し」さらには「煮麺」として美味しくいただいた。このデンジャラスな企画に対し、ネットでは「アフリカマイマイ食べるのかよ!!とても正気と思えない」「沖縄県民からすると恐怖しかない」など、衝撃のコメントが殺到した。
「様々な外来種を食してきた『グリル厄介』ですが、過去の放送で石垣島に生息する“グリーンイグアナ”を捕獲・調理して『イグアナがかわいそう』とネットで非難されたことがあります。山口達也の騒動があったいま、捕獲対象選びも慎重にならざるを得ない。ならば思い切って住民を脅かす危険極まりないアフリカマイマイを退治しようということになったのではないでしょうか」(放送作家)
TOKIOのメンバーはこれからも、体当たりのロケが続きそうだ。
(窪田史朗)