かつては農業系のタレントとして活動し、最近は起業家として話題になることの多い田中義剛が、自ら経営する「花畑牧場」でかつて1億円の損失が発生したことを告白した。6月2日放送の「坂上&指原のつぶれない店」(TBS系)に出演した田中は、商品のネーミングで大手企業からクレームを受け、何万個も作ったパッケージをすべて廃棄。巨額の損失を被ったという。
「その商品は10年に発売した『天使のポテト』。同社の人気商品である生キャラメルをポテトチップスに沁み込ませたもので、その形状が天使の羽に見えることからそう名付けたそうです。しかし菓子業界で『天使』といえばエンゼルマークで知られる森永製菓の商標。『天使のポテト』については発売10日後に森永製菓の弁護士から電話があり、製品の廃棄を余儀なくされたそうです」(芸能ライター)
しかもこの商品を巡って田中は、所属事務所の後輩に対して困った振る舞いを見せていたという。
「発売時には矢口真里を東京応援団長に起用。5月の記者発表会には田中と二人で出席し、矢口は『生キャラメルが中まで浸透していて、ちゃんと中まで味がします』と応援団長役をしっかり果たしていました。ところがここで茶々を入れたのが当の田中。このお菓子を食べたい状況について訊かれた矢口が『友達同士でパーティーとか開いた時』と答えたところ、田中は『男性関係はないのか? 彼氏がいないのかってことですよね!?』と無茶ぶり。矢口は『えっと、じゃあ彼氏と食べたいです』と返すも、さらに『(彼氏は)いるのか!?』と詰め寄り、矢口を困らせていました。この姿は先輩による後輩いじめのように見えましたね」(週刊誌記者)
この発表会当時はまだ独身で清純なイメージが残っていた矢口。お菓子の応援をするはずが、事務所の先輩から男性関係について詰め寄られるとは思いもよらなかったことだろう。
(白根麻子)