日本が誇る「だし」文化。味噌汁や煮物など、身近な料理にはだしが使われていますが、実はダイエットに向いていることから、最近では「だしダイエット」なるものも流行しているようです。
だしダイエットとは、文字通りだしを使った料理を食べながらダイエットをするもの。これは、だしに含まれる旨味成分を用いて、味の満足感を得ることで食べ過ぎを自然と防ぐというものです。
また、だしは減塩にも活用されています。少ない塩味でもだしの旨味がうまくカバーしてくれるため、美味しくいただけるというものです。もちろん、これは減糖にも応用可能。甘い飲み物が大好きな人も、味噌汁やだしスープを飲むと美味しいことから、甘いものを飲まなくともその一杯で満足できるというアイデアです。
だしは、昆布だしやかつおだしだけに限りません。魚や貝類などから出る旨味もだしの一つ。例えば、FYTTE特別編集「“ゆる”低糖質ダイエットレシピ」(学研パブリッシング刊)では、鯛のあらや切り身、あさり、ムール貝、白身魚の切り身などの濃厚な旨味でつくる、美味しそうな低糖質レシピが紹介されています。
このように、だしをうまく活用すれば、減塩だけでなくダイエットにも有効利用できるのです。食事の物足りなさから、「ダイエットが続かない!」と嘆くあなた。一度「だしダイエット」を試してみるのもいいかもしれませんよ!