みなさんは普段、仕事で電話応対をどのように行っていますか? 電話応対における素朴な疑問を集めてみました。
●時間がない!でも電話が…どうすれば?
いますぐ外に出なければならないのに、他の社員が不在で自分が電話に出なければならない…なんてことありますよね。そんなとき、電話応対・テレアポ・電話営業コンサルタントの北原千園実さんの著書「電話応対のルールとマナー(ビジネスいらすとれいてっど)」(日本実業出版社刊)によると、「あいにくただいま外出する予定です」と伝え、「後程折り返しお電話させていただいてもよろしいでしょうか」と、折り返しの旨を伝えて電話を切るのがいいのだそう。こんなときは無理に対応しがちですが、焦ったままでは間違いやトラブルが起きることもありますので、いさぎよく「折り返し」するほうがよさそうですね。
●営業の電話がかかってきたらどうすれば?
時々、営業の電話を取ることってありますよね。そんなとき、研修講師の大嶋利佳さんと神宮律子さんの共著「電話応対のマナー:そのまま使える会話例&言い換えフレーズ例」(秀和システム刊)によると、まずは用件を聞いて、一方的なセールスなのかそうではないのかを判断し、すでに取引があるかどうかを聞くというのが正しい対応だそう。「今、忙しいので」のようなごまかす対応や、「それなら結構です」のようにOKと間違われるような対応は、避けることが肝心なんだそうですよ。