14年にスタートした毎年恒例の「テレ東音楽祭」が6月27日、5時間にわたって放送された。今年はTOKIOの国分太一が総合MCを務め、ジャニーズ事務所からはKinKi Kids、V6、関ジャニ∞、Hey!Say!JUMP、A.B.C-Z、ジャニーズWEST、KAT-TUN、King & Princeの計8組が出場。常に画面のどこかにジャニーズ勢が映っている勢いで、もはや“ジャニーズ祭”と化していたという。
「平井堅やポルノグラフィティ、WANIMAらも出演していましたが、男女混成のTRFやHYを除くと男性出演者は全8組に過ぎず、ジャニーズ勢と同数。これでもしNEWSが出演していたら、もはやジャニーズ祭に他の男性陣がゲスト出演する形に見えていたことでしょう」(テレビ誌のライター)
ともあれジャニーズファンにとっては至福の5時間だったであろう今回の「テレ東音楽祭」。しかしジャニヲタ以外の視聴者からは、別の意味でも不満が寄せられていたという。
「ヘイジャンやキンプリといった若手グループも出ていたものの、目立っていたのは関ジャニ∞など年齢層の高いグループばかり。とくに二人とも39歳のKinKi Kidsや、最も若い岡田准一でさえ37歳のV6は『ずいぶんとおっさんになったなあ』と驚くばかりでした。そんなおっさんたちを43歳の国分が仕切り、AKB48などの女性グループが華を添える様子は、まるで職場のカラオケ大会を見せられているかのよう。盛り上げ役を任されたアイドル達が気の毒に感じられたほどです」(前出・テレビ誌ライター)
このテレ東音楽祭では以前から、ジャニーズと女性タレントの絡みが「キャバっぽい」と批判されていたが、今回はクラブを通り越してカラオケ大会に見えるまでおっさん化が進んでしまったようだ。
(白根麻子)