ウッチャンナンチャンの内村光良、千秋、キャイ~ンのウド鈴木による3人組音楽ユニット・ポケットビスケッツが8月25日に放送された日本テレビ系『24時間テレビ』で18年ぶりの復活を果たした。
ポケビは1995年から2000年まで活動し、今回番組で披露した楽曲『YELLOW YELLOW HAPPY』はミリオンヒットを記録、1998年には「NHK紅白歌合戦」にも出場したほど人気を誇った。この日は、番組史上初のトライアスロンに挑戦するみやぞんにエールを送るべく一夜限りの再結成となった。
ボーカルの千秋の歌唱力の高さを絶賛する声が相次ぐなど、ポケビの復活には往年のファンたちも大満足。懐かしみながらそのパフォーマンスを見守ったようだ。
ただ、残念なことにネット上に多かったのが「自分ブラビ派っす」「ブラビの方が見たかった」というリアクション。ブラビとはポケビが誕生するきっかけとなった当時放送されていた「ウッチャンナンチャンのウリナリ!!」(日本テレビ系)から誕生した音楽ユニット・ブラックビスケッツのことで、こちらはウッチャンナンチャン・南原清隆、ビビアン・スー、キャイ~ン・天野ひろゆきによる3人組だ。
「同番組でポケビとブラビはライバル的位置づけにありましたが、番組内のCDリリースをかけた企画ではブラビが勝利。また、ポケビ最大のヒット曲『YELLOW YELLOW HAPPY』のセールスは約120万枚でしたが、ブラビの看板楽曲『Timing』はそれを凌ぐ約148万枚を記録していますから、ブラビのリクエストが多かったのも不思議ではありません。
また、ポケビのメンバーは内村をはじめ、皆よくテレビで見かけるメンツですが、ブラビの場合はビビアンが台湾を中心に活動していることもあって見かける機会が少なく、そういった状況も“ブラビの方が見たい”という声につながったのでしょう」(エンタメ誌ライター)
ポケビの登場によって、ブラビも2日目に登場するのでは? と期待する視聴者もいたようだが、残念ながらそれは叶わず。日テレもこの反響の大きさを真摯に受け止め、来年はブラビ復活を検討した方がいいのでは?
(田中康)