時々、歯茎から血が出たり、歯が痛んだりすると「歯周病や虫歯かも!?」と警戒してしまいますよね。確かにそれも見分けるサインですが、もう一つ歯の健康状態をチェックする方法があったのです。
歯の健康は全身の健康に大きく関わるといわれているため、不調はできるだけ早く見極めたいもの。そこで、オーラルケアのエキスパート、スモカ歯磨株式会社の代表取締役社長・藤野さんに、歯周病を見分ける新しいポイントを教えてもらいました。
「みなさんは普段、何気なく自分の歯や歯茎を鏡で眺めているかもしれませんが、そんな中でも、歯茎にあるツブツブしたくぼみに気づいたことはありますか? ちょうどみかんの皮にあるぶつぶつに似ています。これが“スティップリング”と呼ばれるものです」
スモカの社長さんによれば、「スティップリング」の有無や色合いで歯が健康かどうかを見分けられるのだといいます。
「健康な歯茎には、このスティップリングがきちんと見られるのですが、歯周病になると消失します。なぜなら、スティップリングは歯茎にあるコラーゲン線維が張っていることで表れるものだからです。歯肉に炎症があるとコラーゲン線維に影響があるので、歯茎の張りが失われてしまうのです」
さあ、今すぐ鏡でチェック! もし歯茎にツブツブがないのなら、歯周病予備軍かも!?