人と話していて、「嘘を見抜くことができたらどんなにいいか…」と思うことはありませんか?
元刑事でClearwoods代表取締役の森透匡さんの著書「元刑事が教える ウソと心理の見抜き方」(アスカビジネス刊)によると、人は嘘をつくとサインが現れるのだとか。話し方に出る嘘のサインには、質問しても答えることができない、簡単な質問が理解できない、説明が多かったりする、などがあるのだそう。
もし、相手が嘘をついているかどうかを見抜きたい場合には、これらのサインに注目してみるといいかもしれませんね。ただし、会話中にサインが出たので「質問に答えられなかった。だからあなた嘘ついてるんでしょう」と追求してしまうと、それ以降、その嘘のサインを出さなくなってしまう可能性があるそうです。あくまでも嘘のサインは、自分の心の中で確認するに留めておきましょう。そうすると、まだまだボロが出てくるかもしれませんよ。
また、精神科医のゆうきゆうさんの著書「『なるほど!』とわかる マンガ はじめての嘘の心理学」(西東社刊)によると、貧乏ゆすりをしていたり、しきりに足を組み変えたり、つま先が出口の方向を向いていたりすると、嘘をついてる可能性が高いそうです。このように、話し方だけではなく、体の動きもポイント。口や鼻のあたりに手を触れたり、口元を隠したりするというのもサインなので、よく観察しておきましょう。