元モーニング娘。の保田圭が9月12日、自身のインスタグラムアカウントを更新し、北海道胆振東部地震について真偽が不確かな情報を投稿してしまった事に関して「今後は気を付けます」と述べている。
保田は画像を一枚も添付することなく、「北海道胆振東部地震に関する、不確かな情報をリポスト(引用投稿)してしまいました」と切り出すと、「該当の投稿は削除させていただきました。今後は気を付けます。申し訳ありませんでした」と真偽が不確かな情報を拡散したことで混乱を招いてしまったことを謝罪。具体的にどのような“不確かな情報”をリポストしてしまったのかについては言及されていないが、現在も余震などに怯える日々を過ごす被災者に向けては「お見舞い申し上げるとともに、一日も早い復興を心から願い、少しでも自分にできることを続けてまいりたいと思っております」と述べている。
「一部ネット情報では停電に関する真偽不明な情報を拡散してしまったとのことですが、こういった災害時における著名人による誤った情報の拡散騒動は、先日の西日本を襲った豪雨被害の際にも起きています。お笑いコンビ・千鳥のノブが自身のツイッター上で、岡山県倉敷市に倉敷商業高校近くにあるセブン-イレブンに支援物資を集めたいと願う一般人のツイートを引用リツイートし、『倉敷の支援物資受け入れ先です』などと紹介・拡散してしまった。それを見た60万人を超えるフォロワーがさらにリツイートしたことで、結果的に大量の物資が同コンビニに届けられるも、セブン-イレブン側の許可がなかったことが後に発覚。ノブは良かれと思って拡散したのでしょうが、店舗からの許可を得ていない要請だったために、それを広めたノブも謝罪する運びとなりました」(エンタメ誌ライター)
今回の保田圭の投稿にも当てはまるが、緊急時にワラをもすがる気持ちで情報を求めている被災者がいる一方で、大きな影響力を持つ著名人には情報の精度などに関して細心の注意を払うことが求められるだろう。
先日には同じく元モーニング娘。の吉澤ひとみ容疑者が引き起こしたひき逃げ騒動に関してもブログ内で謝罪していた保田には、“人の良さが出てしまった”との擁護の声もあるものの、今後は真偽を確認した上で情報を発信していくよう心がけたいところか。
(木村慎吾)