プロ棋士・藤井聡太七段が新人王戦を制し、31年ぶりに最年少記録を塗り替える快挙を成し遂げた。ワイドショーをはじめ、世間は藤井聡太七段のニュース一色。再びフィーバーを巻き起こしている。
そんな中、藤井七段が鉄道好きであることが明らかになり、世間をざわつかせている。明らかにしたのは藤井七段が中学3年生のときの担任教師。なんでも藤井七段は休み時間に友だちと鉄道の話をしていたのだという。
藤井七段によくないイメージがつくといけないということで鉄道好きであることだけ明かし、それ以上は語られなかったため、藤井七段が“何鉄”なのかを巡って一時ネットでは議論も巻き起こった。
「ひとくちに鉄道ファンと言っても、乗り鉄、撮り鉄、収集鉄、音鉄、時刻表鉄などさまざまなジャンルがあります。そのうちの二大勢力が撮り鉄と乗り鉄。もし藤井七段が撮り鉄であれば、撮影時に目撃されてSNSに『お立ち台(撮影地のこと)で藤井聡太発見!』の報告が流れることでしょう。それがないということは撮り鉄ではないと考えていい。そこでネットでは乗り鉄、あるいは時刻表鉄ではないかとの意見が主流になりました」(鉄道ライター)
時刻表を見ながらああでもない、こうでもないと旅の予定を組んで楽しむ時刻表鉄はいかにも藤井七段に合いそうだ。
「その後間もなく、藤井七段が乗り鉄であるという報道があり、議論は収束しました。なんでも今年の初めに友人と2人で山梨と長野を巡る鉄道旅に出かけたとか。それも青春18きっぷを使い、約14時間にも及ぶ長旅だったそうですから、かなりの乗り鉄と言っていいでしょう。世間的には『乗り鉄でよかった。撮り鉄だったら最悪だった』という声が出ています」(前出・鉄道ライター)
撮り鉄は近年、線路内に立ち入って列車を止めたり、駅で撮影しようとして駅員ともめたりとトラブル続き。鉄道ファンの中でもあまりよく思われていない。藤井七段が撮り鉄ではないとわかって、ホッとしているというのが実情のようだ。
鉄道好き、それも乗り鉄と判明した藤井聡太七段。次はどこに乗りに行くのか、気になっている人も多いことだろう。