関ジャニ∞が6人体制で初めて迎えた全国5大ドームツアー。6年連続7度目となった本ツアーも、残すところ京セラドーム大阪公演(11月17&18両日)のみとなった。
彼らにとって大阪といえばご当地。兵庫県出身の安田章大、京都府出身の丸山隆平を除くメンバー4人の出身地とあって、ツアーファイナルの会場となって当然だ。
東西のドームを満員にできる関西発のジャニーズグループは、KinKi Kidsと関ジャニだけ。そのため、関ジャニが今年、大阪のユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)のクリスマス・アンバサダーに就任したのは納得できる。
「関ジャニは同所で04年、クリスマスデビューイベントを開いていたこともあり、縁が深かった。でも、これを良しとしないのがSMAPファン。SMAPは13年にリリースされた楽曲『Battery』が、代表コースターの『ハリウッド・ドリーム・ザ・ライド』のBGMとして採用されたことをきっかけに、この年、『SMAP×SMAP はじめてのSMAP 5人旅スペシャル』(フジテレビ系)で5人そろって訪問。コースターに乗ってはしゃいでいます」(アイドル誌ライター)
14年4月にSMAPは、初代USJ大使に就任。15年5月には、新たにオープンした「ハリー・ポッター・アンド・ザ・フォービドゥン・ジャーニー」のCMに出演している。ところが、翌16年にまさかの解散。契約も終了している。
「このUSJだけではなく、関ジャニはセブン‐イレブンの仕事もSMAPから受け継いだ印象を抱かれています。セブン‐イレブンはこれまでに4回、『SMAP×SMAP』の人気料理コーナー『BISTRO SMAP』と組んでコラボ商品を発売。メンバー5人も商品化に関わり、試食会に参加するなど前向きに取り組んでいました。それだけに今年7月と10月、来月に関ジャニがセブンとコラボすることに対して、SMAPファンは複雑な思いがあるんです」(前出・アイドル誌ライター)
関ジャニもSMAPの時と同じく、おにぎりやスープやお弁当など、メンバーが監修した商品が販売された。遡れば関ジャニは、特撮キャラで映画化した「エイトレンジャー」が公開された12年にもセブン‐イレブンとコラボした実績がある。しかし、SMAPとのほうがより濃密な印象が残っているだけに、双方のファンは腑に落ちないのだという。
ジャニヲタの嫉妬はとても恐ろしいようだ。
(北村ともこ)