タレントの上原さくらが10月24日に自身のオフィシャルブログを更新し、ファッションに“年相応”を求める風潮に苦言を呈している。
41歳にして東海大学に通う女子大生の立場を満喫し、日々勉学に励んでいる上原は、「今日は課題とテス勉と卒論!」と題した同日の記事内でも、「11月の上旬にはグループワークとして4人1組のプレゼンテーションがあります。そういう時は、やっぱりなんというか…あのオバちゃん、いつもみんなの足引っ張るよね、とだけは思われたくない、変なプライドが出てきちゃいます」と切り出し、周囲との年齢差が足かせとならないよう意識していることを明かすと、「チームプレイの一員で居られるように頑張ってます」と前向きに奮闘する様子を窺わせた。
だが一方で、多くの女子大生から支持されるユニクロなどの低価格帯のファッションブランドや、若者向けの商品を好んで着用していることへの“反発意見”には嫌気が指しているようで、「誰に迷惑かける訳じゃなし、好きなの着ればいいじゃん」「すぐに“年相応にすれば…”とか言う方がいるけれど、その方の思う“年相応”にすると、なにが起きるのかな?」「誰かの思う“年相応”にするだけで、私の人生が変わるのかなぁ。変わらないでしょう…」などと書き連ね、他人のファッションに口を出すような書き込みをけん制している。
「2015年に東海大学文学部に入学した上原は現在41歳。周りは20歳前後がメインですから、おそらくそのギャップを埋めるべく、周囲に溶け込んだり、馴染んだりするのに必死だったのかもしれません。芸能人だからといって1人だけキラキラと高級なファッションでキャンパスを闊歩してしまえば、彼女の言うような“チームプレイの一員”にはなれず、キャンパスライフでは苦労するはず。女性は随所でそれぞれの環境に溶け込むのが上手いですから、低価格なファッションを選ぶのは上原なりの努力の表れでしょう。ネット上でも上原の苦言に賛同する声が多く、『本人が気に入ったものを着れば、他人がどうこう言うことじゃない』『年相応なんて気にしなくて良いと思う』『好きな服を着てるだけ。悪いことしてないよ』との擁護の反応が並んでいます」(女性誌ライター)
冠婚葬祭でその場に不適切なコーディネートをするならともかく、現在の上原は“遅咲きの華の女子大生”。自ら手にした入学チケットでキャンパスライフを楽しんでおり、服装に変化が出始めてしまうのも無理はないだろう。
(木村慎吾)