女性にとって悩ましい更年期。あなたも「ほてり」や「のぼせ」、「イライラ」などの症状で悩んでいませんか? とはいえ、更年期の症状は「疲れやすい」「肩こり」など、日常によくあることでもあるので、とくに「支障ないから…」と軽く思っている人も多いかもしれません。でも、ひどくなると精神的な負担にもなりますから、何らかの対処をしたいものです。そこで、更年期の悩ましい症状には、どんな対処法がよいのかをみていきましょう。
日本ヘルスケアアドバイザーズが、30代後半から50代前半の女性を対象に行った2017年10月の調査によると、更年期障害の対処法として行っていることは何かという問いでは、「なにもしない」が約5割、次いで、「サプリメント」22.8%、「運動」19.8%、「漢方薬」17.3%という結果に。そして、サプリメント/漢方薬と回答した方を対象にその効果を聞いたところ、漢方薬については59.4%の方が「改善した」と回答したそうです。
また、IT技術を駆使したデータ活用などを提案しているインテージテクノスフィアが実施した調査では、更年期障害のある人の睡眠薬処方率が19.8%だったようです。これは、更年期の症状によくみられる「不眠」に対して処方されているようです。
更年期の各症状に対する対処にはさまざまな方法があると思いますが、漢方薬や睡眠薬などの処方で改善することもあるようですね。日常生活に支障がないからと放置しておくのではなく、不快な気分を和らげるためにも、試してみるとよさそうです。